小項目 |
施設 |
都道府県 |
取組内容 |
1 |
南砺市地域包括支援センター |
富山県 |
障害から介護保険への移行支援の中から、仕事や生活の自立を目標に、地域資源を活用した事例。
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1 |
あがの市民病院 |
新潟県 |
医療圏内診療所、中小病院と、当院の高度・高額医療機器(CT、MRI、シンチ等)を共同利用できる仕組みを構築し、利用していただき、地域内連携を深めている。
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1 |
平川市国民健康保険碇ヶ関診療所 |
青森県 |
当院ではCTを保有していないため、CTを保有する近医に医療機器の共同利用(画診共同/CT)を依頼している。なお、患者様はCT撮影のみを行うために近医に赴き、診断は当院の医師が行っている。
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1 |
日光市立国民健康保険栗山診療所 |
栃木県 |
CTやMRIなどの医療機器は、「日光ヘルスケアネット」を通じて共同利用を行っている。また当施設は栃木県採用医師(自治医大卒業後の義務年限内医師)の派遣により運営しており、なかには内視鏡を行えない医師もいるため、他医療機関に上部内視鏡検査を委託することもある。
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1 |
佐井歯科診療所 |
青森県 |
歯科診療所施設の老築化に伴い、村から撤退した銀行の建物をリフォームして使用している。キャッシュコーナーと歯科診療所の入口は同じだが、キャッシュコーナーも撤去予定となり、利活用について検討中。
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1, 10 |
久々野、朝日、高根診療所 |
岐阜県 |
久々野、朝日、高根の3診療所で「南高山医療センター係」としてスタッフを配置し、医療人材の相互支援体制を構築している。働き方改革や個別の事情等による欠員を相互に補完し、医療資源の少ないへき地において、可能な限り休診を避ける運用を行っている。
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1, 3 |
公立南砺中央病院 |
富山県 |
近隣病院及び施設(特別養護老人ホーム)へのリハビリ専門職(PT・ST)の派遣を行っている。派遣先の病院・施設で専門職種によるアセスメント及びプログラムの立案や職員への知識・技術の伝達を行っている。また、派遣先の病院・施設において研修会を開催している。派遣先の病院・施設の機能や現状を当院スタッフが理解することで、転院先で継続して取り組むことができるリハビリプログラムを提供することができる。
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1, 3, 6 |
国民健康保険宇検診療所 |
鹿児島県 |
村内唯一の診療所で、居宅事業所も2つしかなくケアマネジャーも限られている。その中で村内の住民や高齢者たちの困りごとや支援が必要としている事などを、行政や居宅事業所と常にジョインなどのツールを使用して連絡をとりあいながら支援している。
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1, 3, 6, 8 |
公立那賀病院 |
和歌山県 |
地域の病院、福祉施設、サポートセンター(医師会、市)の栄養連携。重症化予防連携。
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3 |
北広島町雄鹿原診療所 |
広島県 |
コミュニティ内で唯一の医療機関である診療所と、複数の介護施設でネットワーク(ICTではなく人的)を作って共働している。限られた資源を有効に活用するために密な関係を保っている。また後方支援病院から研修医などを積極的に受け入れ、教育とともに人的交流および診療協力も効果として得られている。
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3 |
あがの市民病院 |
新潟県 |
介護施設では、施設内急変・状態変化対応に苦慮している。2017年から、市内介護施設と、「あがの介護・病院連携の会」を設立し、隔月で定期開催している(ここまで37回開催)。この連携の会では、「患者情報連絡票」を作成し、外来受診をよりスムーズにし、顔の見える関係性作りを行っている。ここには行政も参加している(サブアキュート機能の強化)。
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3 |
あがの市民病院 |
新潟県 |
2015年から、医療圏内基幹型病院と「骨パス」、「脳パス」を作成し、骨折事例、脳血管疾患事例を、地域包括ケア病棟で受け入れ、リハビリを行い、退院支援をスムーズに行えるよう、「地域クリニカルパス」を実践している(ポストアキュート機能の強化)。
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3 |
三戸中央病院-田子診療所 |
青森県 |
年4回の連携会議で課題解決をする。最近の解決例は、画像共有ができるようになったこと。診療体制を維持するため、双方の医師が必要に応じて両施設で勤務を行う。診療所が持つ老健施設への入退院で患者数調整を行う。将来的にはスタッフの相互交流を行う予定。
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3 |
飛騨市民病院 |
岐阜県 |
「高原郷ケアネット」という、医療、介護、福祉、行政、歯科、調剤薬局、在宅サービスなどの事業所間で、行政区を超えた多職種連携の研修会を定期的に開催しています。それによってお互いの顔のみえる関係つくりが達成されている。
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3 |
三浦市立病院 |
神奈川県 |
診療所で働く看護師・准看護師(以下クリニックナースという)等医療従事者の研修を神奈川県医師会の委託事業として令和元年の開始年より三浦市医師会は毎年受託している。この事業を当院看護科が講師となり主導して地域の顔の見える関係につなげている。
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3 |
淡路医療センター |
兵庫県 |
医師派遣 患者紹介。
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3 |
宝塚市国民健康保険診療所 |
兵庫県 |
宝塚シニアコミニティー(特別養護老人ホーム)と契約し、週に一度入所者の口腔ケア、月に一度の摂食・嚥下指導を行い、誤嚥性肺炎予防につとめ、また、年に2回施設で入居者の歯科検診を行い、歯科治療が必要な場合は、治療を行っている。
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3 |
公立藤田総合病院 |
福島県 |
当院医師と地域介護関連事業(各種施設・居宅・地域包括・行政)の交流を目的に、年単位で介護が抱える事情をテーマとして、講演方式で開き、後に立食で更にコミュニケーションを図れる環境がある。
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3 |
国東市民病院 |
大分県 |
医療介護連携の促進のために、当該地域にある、ほぼ全部の病院・診療所・介護施設を年3回以上訪問し、連携の課題や当院への要望等にかかる意見聴取を行っている。また、当院所属の職位部長以上の医師複数(10名程)を市医師会員に登録し、医師会との交流を図っている。
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3 |
広島県歯科医師会 |
広島県 |
広島県全体の病院歯科に特化した連絡協議会が1年に1度開催される。病院歯科の情報を広島県全体で共有できるようになっている。また、同時に歯科の最新情報などの研修会も開催される。
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3 |
中之郷歯科診療所 |
滋賀県 |
市内3施設の特養とグループホームと契約し、入所時健診、及び定期健診を行い、必要に応じて訪問歯科診療に繋げている。週1回、木曜日の午後を訪問診療日として設定し、その他にも在宅の訪問診療の依頼も受けている。
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3 |
県北西部地域医療センター国保白鳥病院 |
岐阜県 |
地域内で在宅医療に取り組んでいる民間診療所と契約し、診療所医師不在時の在宅患者の緊急や看取りの対応を行っている。
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3, 4,10 |
県北西部地域医療センター国保白鳥病院 |
岐阜県 |
郡上市、高山市、白川村の2市1村が社員となった地域医療連携推進法人を立ち上げ、この2市1村内にある国保病院と国保診療所で広域的ネットワークを形成し、相互支援体制の中でこの地域の地域包括医療・ケアにかかわるとともに、国保病院を基幹医療機関として設定することで医師を含めたメディカルスタッフの在籍型出向により人事交流を行っている。
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3, 5 |
大洲市国民健康保険河辺診療所 |
愛媛県 |
緩和医療のモデル事業から発展して在宅医療介護連携事業症例検討会を月1回医師会の訪問診療医、バックベッドの医師会立病院と市立病院の医師看護師地域連携室職員、訪問看護ステーションの看護師、居宅支援事業所のケアマネ、調剤薬局の薬剤師、大洲市と内子町の地域包括支援センター職員、保健福祉課職員、管轄の八幡浜保健所職員、地域の歯科医師会代表、管轄消防署代表が集まって在宅診療している患者にて症例検討会をしている。
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3, 6 |
足寄町国保病院 |
北海道 |
多施設多職種参加により医療機能の分担を検討したほか、福祉のあり方も検討し、その結果をもとに行政が生活支援ハウス、高齢者複合施設を建設した。ソフトの構築がハード建設に先行した事例。
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3, 8 |
日高川町国保川上診療所 |
和歌山県 |
遠隔診療支援(和歌山医大)、 病院との診療情報連携システム(青洲リンク)。
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4 |
美波町国民健康保険美波病院 |
徳島県 |
美波町がNGO法人のAMDA(岡山市)と災害協定を結んでいる。その関連で、倉敷中央病院など岡山県の病院と、災害訓練やWeb講演会を行い、災害時の連携を準備している。
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4, 8 |
まんのう町国保造田歯科診療所 |
香川県 |
毎月1回、当地域や周辺地域の医療機関、介護事業所、民生委員、警察署、救急隊などが集まり医療介護の情報交換、事例検討をしている。看取りや認知症のケースについてはICT(K-MIXRやMCS)を活用して情報共有しながら、在宅医療介護を行っている。
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5 |
芸北歯科診療所、深井歯科 |
広島県 |
国保診療施設である芸北歯科診療所が令和4年度末で閉院となり、在宅および施設訪問歯科の存続が立ち行かなくなりそうだったが、新たに近隣の私的医療機関である歯科開業医と連携を模索し、なんとかスムーズに業務移行ができた。
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5 |
芦屋中央病院 |
福岡県 |
町内の歯科開業医と連携し、週2回入院患者の口腔チェックを行い、誤嚥性肺炎等の予防に取り組むとともに必要に応じて歯科診療に繋げている。
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5 |
新温泉町国保歯科診療所 |
兵庫県 |
地域の病院と地域歯科医師会で定期的に連携事業を行っている。病院の入院患者に対して、医科主治医から治療依頼があれば、当科へ受診不可の場合は、病院へ往診行い、歯科処置(往診でできる範囲の処置、義歯修理・調整、抜歯、歯周治療を含めた口腔ケアなど)を行っている。
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5 |
さぬき市民病院 |
香川県 |
・歯科衛生士(DH)2名採用。
・地区歯科医師会より、週1回歯科医師が往診にて口内評価、DHに指示。
・必要に応じてかかりつけ歯科に治療依頼。
・退院時にはDHが連携シート作成。
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5 |
公立みつぎ総合病院 |
広島県 |
緩和ケアに入院した全ての患者は、医師から歯科へと紹介される。その後、週1回の口腔ケアで介入し、口腔内に発生する問題を未然に予防したり発生した問題に対処したりしている。また、退院する場合は在宅での口腔ケアをおこない、再度入院する場合には病棟での口腔ケアを行い切れ目のない歯科の介入を行っている。
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5 |
県北西部地域医療センター国保白鳥病院 |
岐阜県 |
郡上市歯科医師会と契約し、月1回入院患者の口チェックを行い、誤嚥性肺炎予防に取り組むとともに、必要に応じて歯科診療につなげている。
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6 |
三浦市立病院 |
神奈川県 |
三浦市では、行政と医師会と市立病院が一体となり胃がん検診を進めてきた。平成13年には早くも内視鏡検診を導入し、平成24年には胃がんリスク検診に統一した。平成28年には中学生対象にピロリ菌検診を導入している。中学生の陽性率は何と1.0%前後である。
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6 |
姶良市立北山診療所 |
鹿児島県 |
行政との連携に関して、週に一度行政担当者が施設に行き、情報共有、連携を図っている。
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7 |
飛騨市民病院 |
岐阜県 |
地域住民の皆さんが自発的に立ち上げた「飛騨市民病院を守る会」あり。会員数が約500名。各種ボランティア活動、病院デイルームへの椅子・テーブルの寄付などや講演会、定期総会などを開催し、地域住民の立場より病院への支援が行われている。
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7 |
加賀市医療センター |
石川県 |
病院の専門職員が直接住民の集まる場所に伺い、医療に関する疑問に分かりやすくお答えする「まちあい室講座」を実施している。講演するテーマについては医師や看護師、医療技術職など多職種が担当し、講座に対応している。
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7 |
加賀市医療センター |
石川県 |
毎月刊行される市の広報誌に「KMC院長室から」というコーナーを設け、市における医療、介護、病院の役割、病院で取り組んでいるものやこれから取り組もうと思うものなどを分かりやすい言葉で情報発信している。
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7 |
宝塚市国民健康保険診療所 |
兵庫県 |
地元の自治会と連携し、月に一度の健康相談、健康教室を歯科保険センターの保健師一名、歯科衛生士一名で行っている。
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8 |
加須市国民健康保険北川辺診療所 |
埼玉県 |
ICTによる地域医療のネットワークを構築するため、平成24年に、埼玉利根保険医療圏ネットワークシステム(愛称:とねっと)が運用開始(加須市など7市2町)。しかし、登録患者数の伸び悩み、実際の稼働状況、運営資金も問題などのため、R5年に運用が終了となった。当初は先進的な取り組みで注目を集めたが、様々な課題が浮き彫りとなり、「とねっと」としての役割は終了となった。次世代のICTへ期待される結果となっている。
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8 |
国保直営総合病院君津中央病院 |
千葉県 |
入退院支援クラウドサービスを導入し、連携機関との円滑・効率的な転院運用が可能となった(転院調整業務の負担軽減にもつながっている)。
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8, 9 |
公立藤田総合病院 |
福島県 |
行政予防事業への協力体制含め、各疾患別にICT関連地域ネットワークを構築(筋痙縮・慢性腎臓病・骨粗鬆症)、病診連携が図れるシステムがある。
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9 |
黒潮町国保拳ノ川診療所 |
高知県 |
高知医療センター、県へき地医療⽀援機構専任担当官として実績を挙げてきた澤田努医師が赴任、「医師確保から医療確保へ」の考えの元、精力的に地域医療に取り組んでいる。具体的には、町、地域住民と連携した災害時の医療救護計画やオンライン診療等がある。
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10 |
国東市民病院 |
大分県 |
大分県僻地医療支援機構の下、近隣の姫島診療所との間に「代診医の派遣に関する協定を結んで、小児科医を派遣し、島の小児医療の推進に寄与。
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該当なし |
松本市立病院 |
長野県 |
大学病院との転院における協定。
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