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低栄養状態は、健康な状態から要介護状態への移行や、要介護の重度化など、介護予防及び寝たきり予防の観点から、高齢者の生活に大きな影響をもつ。 「低栄養状態予防の事業」のより一層の普及、促進を図るための効果的な事業実施体制のあり方を模索する。
国保直診980施設を対象に一次調査(全数調査)を実施した。続いて、この一次調査(全数調査)の調査結果により対象施設15か所を選定し、二次調査を実施した。二次調査については、施設及び高齢者世帯を対象としたアンケート調査と、訪問調査を行った。さらに、上記の結果を集計分析し、報告書として取りまとめた。
高齢者の食事では孤食が多く、油が少なく、カロリーが平均1215と低かった。栄養サポートが必要とされている。病院でのNST(栄養サポートチーム)が広がり始めているが、地域NSTの構築も必要であるという提案がされた。
・報告書