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在宅療養者におけるペットに関する諸問題とその対応方法についての調査研究

主要調査研究事業詳細

2025/03/28

在宅療養者におけるペットに関する諸問題とその対応方法についての調査研究


本研究は、公益社団法人全国国民健康保険診療施設協議会(国診協)・調査研究委員会で企画し、調査研究委員会委員の田辺大起氏を研究代表者として申請し、公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成事業として実施したものである。
共同研究者は、国診協関係者の多職種で構成し、事務支援は国診協事務局が行った。

目的

 高齢者がペットを飼育することで健康に対するメリットがある一方で、飼い主の健康状態の悪化によってペットの世話をすることが困難になり、多頭飼いの問題や衛生上の問題、さらに飼い主が亡くなった場合の際のペットの処遇なども社会的な課題となっている。在宅療養者がペットを飼育することによって発生する課題を明らかにし、その対応方法について提示する。

事業内容

Ⅰ.実施期間
 令和6年4月1日~令和7年3月31日
Ⅱ.研究代表者
 田辺大起(国診協調査研究委員会委員/鳥取県・日南町国民健康保険日南病院リハビリテーション科長)
Ⅲ.研究チーム名
 在宅療養者におけるペットに関する諸問題とその対応方法についての調査研究チーム
Ⅳ.実施内容
(1)検討会の設置
  検討会の中で、以下の2つの団体より有識者をアドバイザー(ゲストスピーカー)として招聘した。
  ・NPO法人 もふっこひだ(動物愛護団体)
  ・長野県社会福祉協議会
(2)アンケート調査
  対象:国診協会員施設(国保直診)、人口1万人未満の市町村に設置されている地域包括支援センター
(3)ヒアリング
  ①静岡県・浜松市国民健康保険佐久間病院/地域包括支援センター北遠中央(佐久間支所)
  ②岐阜県・郡上市地域包括支援センター/県北西部地域医療センター国保白鳥病院
  ③長野県・佐久市立国保浅間総合病院/野沢地域包括支援センター
  ④京都府・京丹後市立久美浜病院/障害者地域生活支援センター もみの木
  ⑤北海道・新得町地域包括支援センター
(4)パンフレット、報告書の作成
  ・報告書
  ・報告書概要版
  ・パンフレット

事業成果・報告書

①報告書

   
②報告書概要版



③パンフレット